鹿島神宮 常陸國一宮
2022.06.03
祭神 | 武甕槌大神 |
所在地 | 茨城県 鹿嶋市 |
最寄り駅 | 鹿島神宮駅 |
2021年6月。世の中は相変わらずコロナコロナと騒がしい。
どんよりとした梅雨空のもと、関八州最後の一社となった鹿島神宮を訪れた。
常陸国、そこは東海道の東の果、これより先は陸奥である。
鹿島神宮駅という非常にわかり易い名前の駅が最寄駅だ。
祭神は武甕槌大神、有名なタケミカヅチである。タケミナカタを打ち負かした天津神は日の昇る常陸国で東を向いて鎮座しているのです。ただし本殿と拝殿は北の方を向いている。諏訪の人たちは恐れをなしてこのお社の鳥居はくぐらないという。。
本殿は極彩色+黒漆と金というなかなか派手な意匠。建てられたのは元和5年、秀忠が造らせたそうだ。武神ゆえ将軍家からの信仰も厚いようだ。
御朱印をゲットしたあと、境内にある有名な池を見ようと思っていたのだが何だか疲れたので池には行かず、常陸の海まで歩くことにした。そっちの方が余程疲れると思うのだが。。。
お社を出て海に行く途中で高天原を見つけました。ここは小高い丘になっていて、かつて武甕槌命が登って国見をしたのだとか。鬼塚というのは武甕槌命が東征時に従わない鬼たちをやっつけ、その首を埋めたところ。「鬼」というのはつまり東国のまつろわぬ民のことなのだろうか。。。
高天原を過ぎてしばらく歩くと海に出る。ここが東海道のどん詰まり東の果て、日の昇る常陸の海、鹿島灘である。しばし呆然と海を眺めたのだった。
鹿島神宮 御朱印
武甕槌大神 和魂 と書いてあるので、本殿には武甕槌命の和やかな面が祀られているようだ。タケミナカタをやっつけたような猛々しく荒ぶるサイドである荒魂は奥宮で祀られている。