2015年お盆。吉備津彦神社を訪れた。

帰省したついでに地元作州一宮の中山神社の御朱印をゲット。
東京に帰る途中に備前か備中に行けそうだと思って調べると、
両方とも吉備の中山という小山の麓にあり歩いていけるくらいの距離だ。
ダブルゲットすることにした。

JR岡山駅の駅ビルから一番離れたプラットフォーム。
吉備線のホームだ。
列車（電車ではない）が入線すると桃太郎のメロディが流れる。
吉備ののどかな景色を見ながら列車に揺られること10分くらい、其の名も備前一宮駅に到着。

目の前にこんもりとした小山がある。吉備の中山だ。
この山の中には古墳があって、吉備の国の始祖である吉備津彦の墓と云ふことになっている。
山中には磐座もあり古代吉備における神聖な山だったようだ。

備前と備中の国境がこの山であり、備前側の麓に備前国一宮である吉備津彦神社が、備中側に備中国一宮である吉備津神社がある。どちらも祀られているのは、もちろん吉備津彦だ。

駅を出て少し歩くとお社につく。
備前国一宮、吉備津彦神社。
この立派なお社は吉備津彦の屋敷跡に建てられたという設定である。
さっそく御朱印をゲット。
次の目的地である山の反対側にある吉備津神社に向けて出発する。

祭神

祭神はまんまキビツヒコ。孝霊天皇の皇子で将軍として西海道に派遣され、吉備国の祖となった。
加えて、このお社は岡山の殿様である池田家の信仰篤く、池田のご先祖さんも神として祀られている。

吉備津彦神社　御朱印

右上の朱印は備前一宮ではなく　吉備之國一宮　とある。
備中一宮への意識を感じる。

吉備津彦神社

公式サイト