玉前神社 上総國一宮
2022.05.23
祭神 | 玉依姫命 |
所在地 | 千葉県 長生郡一宮町 |
最寄り駅 | 上総一ノ宮駅 |
2016年2月上旬。上総国の一宮、玉前神社を訪れた。
最寄り駅はJR外房線のその名も上総一ノ宮駅。どんよりと曇っていて、山のない荒涼な景色が広がる。
駅を出てグーグル先生を頼りにしつつ鄙びた町を歩くこと10分くらい。目指す玉前神社についた。
観光化されていない地元のお社と云った風情。至るところに十六弁の表菊があり「皇祖神をお祀りしているのだ」、と静かに主張している。
祭神は玉依姫命。海の神であるワタツミの娘で、ウガヤフキアエズとの間にカムヤマトイワレビコ、後の神武天皇を儲けた。
なぜこの地に玉依姫が祀られているのかはよくわからない。
かつて九十九里の海辺では、東風の吹く日に光り輝く玉が岸に打ち寄せられたと云い、なんとなく玉依姫の名前を連想させる。
玉前神社 御朱印
上総の食
次の目的地である安房を目指して再び外房線に乗り、どんよりとくすんだ景色の中を南に向かう。
もうすぐ安房かというところで勝浦の街が現れる。なぜか担々麺で有名な街だ。途中下車した。
如何にも昭和食堂風な宮下というお店で担々麺を食す。
赤くて辛い、そして美味しい。寒い季節にピッタリ。